2017.03.27
こんにちは。ワモール編集部です。
突然ですが私、歴史あるものが好きで、本や音楽や映画の趣味はなかなか古いものが好きですし、服飾なんかも歴史あるブランドに憧れを持っていたりします。
特に英国王室ご用達という言葉に弱く、たまにとんでもない無茶をして夜露を舐めながら給料日を待つ羽目になることもあります。
無茶の産物たち。殺されかけました。
もちろん世の中には新しくても良いものが溢れています。
しかし古くからの歴史を持つということは、長い期間一定の評価を得続けて来たということで、やはり何らかの良さがあるものですよね。
それに、歴史そのものに価値が産まれることも往々にしてあり、それがブランドというものなのだろうと思います。
賛否両論あるところだと思いますが、私は好きです。
ただ、ブランドは高い!!!
どうしてこうなんだ!!ってくらい高い!!!
そりゃあ私みたいに露を舐める人間が出てくるわけです。
歴史を感じながらも、美味しいものをお腹いっぱい食べる生活がしたい・・・・・
そうか!老舗でご飯を食べれば万事解決だ!!
という茶番です。
ご飯に関しては、老舗の方が普通のお店より価格が安かったりするから不思議です。
古くからの味と価格を守ろうとする殊勝な努力の成果でしょうか。有難い限りです。
前置きが長くなりましたが、今日は「風情ある」「美味しい」「安い」なお店を何店か紹介していきます。
新宿3丁目、紀伊国屋書店本店の地下にあるカレー屋さんです。
昭和39年創業で、店内の壁には有名人の色紙がズラリ。
15席のカウンターのみで、昔ながらの面影をそのまま残したお店です。
ビンビンに昭和を感じることが出来ます。
コロッケカレー 800円
カツカレー800円 (写真は大盛り+100円)
モンスナックのカレーは一風変わっていて、カレーがとにかくサラサラなのが特徴です。
本当に、液体です。
ただ、味が薄いかと言われると決してそんなことは無く、まろやかなコクを感じるカレーです。辛さは控えめ。
そしてとにかく熱いです。火傷注意です。
サラサラしているんで侮りがちですが、ボリュームはかなりあります。
そしてどうやら、「コーンサラダ」という知る人ぞ知るサービスがあるようです。知らなかった・・・。
お願いするとサービスで出てくるようです。
すぐ出てきてカレーの待ち時間にちょうど良さそうなので、試してみてはいかがでしょうか。
月~土 11:00~21:15(L.o20:45)
日・祝 11:00~21:00(L.o20:30)
増田屋
甲州街道と明治通りの交差点近くにある、お蕎麦屋さんです。
昭和というよりかは、どことなく、江戸の香りを感じる蕎麦屋です。
実は、増田屋は関東にたくさん店舗があります。
調べてみたのですが、これはチェーンやフランチャイズでは無く、のれん分けという昔ながらの手法により同じ名前を分け合っているそうで、
同じ増田屋という名前ではありますが、店舗ごと地元に根差した独自の進化を遂げているとのことで、創業は1892年にもなるようです。
店内はかなり広く、カウンター席にテーブル席、座敷席、奥には個室の和室も見えます。
蕎麦というのも両極端な食べ物で、ゆっくり座って食べるか立って食べるかで価格に10倍くらいの開きがあるように思いますが、このお店はゆっくり座れてかつ価格も良心的なので有難いですね。
明治期の小説などを読んでいると、蕎麦屋がほとんど庶民の呑み屋みたいな扱いでびっくりしますが、まさにこんな感じだったのかなあと思います。
天ぷらなどをつまみながらお酒を楽しみ蕎麦で締める・・・みたいな使い方が出来て、ちょうどよさそうなお店です。
天ざるそば 1000円
私は仕事中ランチタイムでの入店だったので、残念ながらお酒は飲めずお蕎麦のみを頂きました。
白くてコシのあるお蕎麦で、ツルツルっと美味しく頂けました。
天ぷらも揚げたてのようで、サクサクして美味しかったです。
かつ丼とお蕎麦のセットなどもあり、そちらもボリュームがあり美味しそうです。
是非、夜呑みに立ち寄りたい蕎麦屋です。
営業時間 11:00〜21:00
木曜定休
40席
新宿の老舗店を2店紹介しました。
どちらも長い歴史をそのまま感じられるようなお店です。
しかも安くて美味しいので、文句の付け所がありませんね。
是非皆さま足を運んでみてはいかがでしょうか。